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絵本フィエスタin東海へようこそ♪ 東海地区で洋書絵本の会を2ヶ月に一度開催しています。このサイトでは参加募集や活動報告をしています。絵本に興味がある方は一緒に絵本を囲みませんか?
2008年11月27日 (木) | 編集 |
フィエスタのメンバーで、アフリカン系の人が主人公の絵本を探してみようということになりました。
私・スヌーピーが今までに出逢った本をご紹介します。
まずは、忘れられないこの1冊から。
From Slave Ship to Freedom RoadFrom Slave Ship to Freedom Road
(1999/12)
Julius Lester

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SSSの書評システムに、「ポロン」さんが力強い書評を書いて下さっています。
以下、一部引用させて頂きます。

…アフリカ人が奴隷船でアメリカに連れてこられてから、南北戦争による奴隷解放までが圧倒的な迫力で描かれています。…
作者は単に歴史を追うだけでなく、読者に「他人の痛みを想像しよう」と訴えます。…
一連の絵画は写実的で力強く、黒人たちの魂の叫びが聞こえるよう…
奴隷制度のみならず、広く差別や虐待、人間の尊厳や自由について考えさせられる、大人必読の絵本…

コメント
この記事へのコメント
いきなり、奴隷船の過酷さを淡々と語る文章と、海に浮かぶ死体の絵から始まります。でも、それは事実。きっと決して学校では教わらない事実。それを知り、覚えておきなさい、と訴えかけてきます。奴隷達の置かれていた状況を想像してみなさい、と訴えかけてきます。物として売買され、脱走して捕まると見せしめになる。人間がどこまで酷になれるのか、想像しなさい、と。それでも、リスクを負って脱走を助ける組織がありました。そこには白人もいました。南北戦争を経て勝ち取った自由。その自由とは何なのか、考えさせられます。残酷なシーンも多く、R-15かも。3329wd(まえがき+270wd)
2008/12/13(Sat) 23:26 | URL  | acha758 #-[ 編集]
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