
![]() | Ten Minutes Till Bedtime (Picture Puffin) (2001/02/01) Peggy Rathmann 商品詳細を見る |
下の記事で、Goodnight Gorillaが出てきたので、思わず、こちらも紹介。
同じ作者です。
床に入るまでの10分間のお話.
カウントダウンが始まると、大忙し。私はこれを読むとき、もうぜーぜーはーはーしながら読みます。
もう、芸が細かくて細かくて、どれだけ見ていても飽きません。
で、Goodnight Gorillaの登場人物も、ちらっと出てきます。
それから…

![]() | Christmas for a Kitten (2005/09/30) Robin Pulver 商品詳細を見る |
今度は、誰が見ても「クリスマス絵本」です。(笑)
ある寒い冬の夜、お母さんの胸の中ですやすや眠っていた子猫は突然、大きな手袋の男に掴まれ、大きな麻袋にぽいっと放り込まれて、捨てられます。
(この手袋と麻袋が、子猫のトラウマになるわけです。)
お母さんと引き離された子猫は、自分の力で生きていかなくてはならなくなりました。
そしてクリスマスイブの夜、ある家庭に忍び込んで、ツリーやサンタさんのためのミルクなどにいたずらをしていると、
大きな手袋の、怪しい男が忍び込んできました。さて、その男の正体は…?

![]() | A Child's Garden: A Story of Hope (2010/05/03) Michael Foreman 商品詳細を見る |
前記事に続き、こちらも一見クリスマスとは関係のない本です。
でも・・・世界中の子ども達が、こんな表情でみんな手を繋いで丘の上を行進する、そんな日がやってきますように・・・と願わずにはいられない、最後のページ。
どうかクリスマスには、子ども達に「平和」をあらためて考えてほしい―そう思って選んだ絵本です。
平和への希望は、瓦礫の下からひょこっと顔をのぞかせ、太陽に向かって懸命に伸びようとする、草のつるに象徴されています。

![]() | Four Feet, Two Sandals (2007/08) Karen Lynn WilliamsKhadra Mohammad 商品詳細を見る |
この本には、サンタさんやプレゼントは愚か、メリークリスマスの一言も出てきませんし、季節さえ関係ありません。
でも、この本ほど、シェアリングのことを大切に伝える本は、最近であったことがない。
だから、今年のクリスマスは、この本を丁寧に読みたいと思います。
アフガニスタンとパキスタン国境にある難民キャンプでのお話です。
支援物資から、サンダルをかたっぽだけ得た10歳のリナ。
サンダルの片割れを持っていた女の子と、友達になります。
合言葉は"Four Feet, Two Sandals"


![]() | The Year of the Perfect Christmas Tree: An Appalachian Story (1996/10/01) Gloria Houston 商品詳細を見る |
時は、第一次世界大戦中。所はアメリカ・アパラチア山脈にある素朴な山村。
教会のクリスマスツリーは、毎年当番で用意することになっていて、今年はRuthieのお家の番。なのにお父さんは戦争に行ってしまう…。

![]() | A New Coat for Anna (1988/05/12) Harriet Ziefert 商品詳細を見る |
お金もモノもない、戦後。季節は冬。
アンナという女の子、コートが小さくなったので新しいのを買いましょうね、とお母さんが言います。
でも、お店はまだクローズしたままです。そこでお母さんは家の中の、少し高価なものを集めて、まずは牧場へと訪れます…。

![]() | Lon Po Po (Caldecott Medal Book) (1989/11/01) Ed Young 商品詳細を見る |
今年のハロウィンパーティーで読んだ本です。
"中国の赤ずきんちゃん物語"というサブタイトルがついています。
絵が美しくもリアルで怖くって…。
私のいつもの手、恐怖音楽のBGMを付けて読みました。

![]() | I Love You, Blue Kangaroo (Blue Kangaroo) (1998/08/20) Emma Chichester Clark 商品詳細を見る |
たかがぬいぐるみ、と言わないで下さい。
キミがとても愛しているのは、もうボクだけではないの?
と悲しむブルーカンガルーが、私にはとても切なかったし、
結末にも、胸がきゅんとしました。

![]() | Imagine a Night (2003/06) Rob Gonsalves 商品詳細を見る |
バレンタインとは関係ないのですが、先日見つけたこの本、皆さんとシェアしたくて。
先にイラストありきで、あとから各々の絵に詩をつけたそうです。だから画集みたいです。
アマゾンにはそんな書評が入っていました。★マグリット風の騙し絵の絵本。
一種の悪夢というか、シュールレアリスムな世界が
ページをめくるたびに妖しく展開している。読むというよりは、「観る」「感じる」絵本。
★うつくしいけれど、ちょっと怖い・・・
けれど、そこに足を踏み入れずにはいられない・・・。
★だまし絵としての巧みさよりも、イマジネーションの広がり方が素晴らしい。ページをめくるたびに「はっ」と息をのんでしまいます。
★うわぁ!っていう怖さじゃなくて、じわじわ来る、そんな怖さ。
どれも、上手く伝えているような気がします。