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絵本フィエスタin東海へようこそ♪ 東海地区で洋書絵本の会を2ヶ月に一度開催しています。このサイトでは参加募集や活動報告をしています。絵本に興味がある方は一緒に絵本を囲みませんか?
2009年11月14日 (土) | 編集 |
Santa's Littlest HelperSanta's Littlest Helper
(2005/10/03)
Anu Stohner

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サンタが住む村にたくさんのヘルパーさん(見た目はサンタそのもの)がいます。その中の一番小さいヘルパーさんが主人公。
毎年、誰よりも早く準備しているのに、『小さいからまた来年だね』とチーフに言われて、子どもたちのところへ行けません。来年なんてきっとない、としょんぼり森を歩いていたところ、動物たちが集まってなにやら話しているところに出くわして・・・

一生懸命準備している彼がけなげで、心から応援してあげたくなります。
彼の焼いたクッキー、私も食べてみたいわぁ~
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2009年11月06日 (金) | 編集 |
Christmas for a KittenChristmas for a Kitten
(2005/09/30)
Robin Pulver

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今度は、誰が見ても「クリスマス絵本」です。(笑)
ある寒い冬の夜、お母さんの胸の中ですやすや眠っていた子猫は突然、大きな手袋の男に掴まれ、大きな麻袋にぽいっと放り込まれて、捨てられます。
(この手袋と麻袋が、子猫のトラウマになるわけです。)
お母さんと引き離された子猫は、自分の力で生きていかなくてはならなくなりました。
そしてクリスマスイブの夜、ある家庭に忍び込んで、ツリーやサンタさんのためのミルクなどにいたずらをしていると、
大きな手袋の、怪しい男が忍び込んできました。さて、その男の正体は…?
2009年11月06日 (金) | 編集 |
A Child's Garden: A Story of HopeA Child's Garden: A Story of Hope
(2010/05/03)
Michael Foreman

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前記事に続き、こちらも一見クリスマスとは関係のない本です。
でも・・・世界中の子ども達が、こんな表情でみんな手を繋いで丘の上を行進する、そんな日がやってきますように・・・と願わずにはいられない、最後のページ。
どうかクリスマスには、子ども達に「平和」をあらためて考えてほしい―そう思って選んだ絵本です。

平和への希望は、瓦礫の下からひょこっと顔をのぞかせ、太陽に向かって懸命に伸びようとする、草のつるに象徴されています。
2009年11月05日 (木) | 編集 |
Four Feet, Two SandalsFour Feet, Two Sandals
(2007/08)
Karen Lynn WilliamsKhadra Mohammad

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この本には、サンタさんやプレゼントは愚か、メリークリスマスの一言も出てきませんし、季節さえ関係ありません。
でも、この本ほど、シェアリングのことを大切に伝える本は、最近であったことがない。
だから、今年のクリスマスは、この本を丁寧に読みたいと思います。

アフガニスタンとパキスタン国境にある難民キャンプでのお話です。
支援物資から、サンダルをかたっぽだけ得た10歳のリナ。
サンダルの片割れを持っていた女の子と、友達になります。
合言葉は"Four Feet, Two Sandals"
2009年11月05日 (木) | 編集 |
Great JoyGreat Joy
(2007/10/09)
Kate DiCamillo

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中流階級家庭の女の子フランシスは、コザルを連れたオルガン弾きの老人が、凍てつくような路上でいつも夜を明かしていることを知り、心を痛めます。
クリスマスの日、フランシスは自分が天使役で出る劇を見に来てほしいと老人を教会へ誘います。
The organ grinder smiled at her. But his eyes looked sad...
2009年11月05日 (木) | 編集 |
The Year of the Perfect Christmas Tree: An Appalachian StoryThe Year of the Perfect Christmas Tree: An Appalachian Story
(1996/10/01)
Gloria Houston

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時は、第一次世界大戦中。所はアメリカ・アパラチア山脈にある素朴な山村。
教会のクリスマスツリーは、毎年当番で用意することになっていて、今年はRuthieのお家の番。なのにお父さんは戦争に行ってしまう…。
2009年11月04日 (水) | 編集 |
A New Coat for Anna (Dragonfly Books)A New Coat for Anna
(1988/05/12)
Harriet Ziefert

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お金もモノもない、戦後。季節は冬。
アンナという女の子、コートが小さくなったので新しいのを買いましょうね、とお母さんが言います。
でも、お店はまだクローズしたままです。そこでお母さんは家の中の、少し高価なものを集めて、まずは牧場へと訪れます…。
2009年01月09日 (金) | 編集 |
Oxford Reading Tree: Stage 6: More Storybooks (Magic Key): Christmas Adventure: Pack A (Oxford Reading Tree)Oxford Reading Tree: Stage 6: More Storybooks (Magic Key): Christmas Adventure: Pack A (Oxford Reading Tree)
(2003/09/11)
Roderick Hunt

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「うちの子まだサンタさんを信じているわ♪」と言っても、
サンタさんはプレゼントを持ってくる人。
それだけでは、物足りない。

このお話も、前述のHarvey Slumfenburger(ああ、めんどくさいっ!)のお話同様、サンタさんがどれほどの思いで、子供たちに贈り物をしているのか。
それを思い出させてくれるものです。

年々、greedyになっていく子ども達ですが、キッパーとその仲間たちは、このマジック・キーアドベンチャーで、大切なことを思い出し、優しい気持ちが戻ってきます。
2009年01月09日 (金) | 編集 |
Harvey Slumfenburger's Christmas PresentHarvey Slumfenburger's Christmas Present
(2007/09/11)
John Burmingham

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クリスマスの前の夜、子供たちにプレゼントを配り終えて、疲れて帰ってきたサンタさん。トナカイは、道でヘンなもの食ったみたいで体調が悪いと言う。熱もある。
「よくお休み。さあ、私も休もう…」
と思ったそのとき見つけた、配り損ねたプレゼントが一つ。そのHarvery Slumfenburgerは、貧しいおうちの男の子。これが唯一のクリスマス・プレゼント。とんでもなく遠い、山の上に住んでいるけれど、コレは絶対に届けなければ…。
トナカイ達は寝込んじゃったし、パジャマの上に赤い上着を羽織って、サンタさんは、ローリーポーリー山のHarvey Slumfenburgerのおうちを目指します。
2009年01月09日 (金) | 編集 |
The Jolly Christmas PostmanThe Jolly Christmas Postman
(2001/09)
Janet AhlbergAllan Ahlberg

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この本の面白さは、とても深いです。
西洋の、たくさんのおとぎ話や有名な歌がぎゅぎゅぎゅぎゅっ。(私が数えたところだと、マザーグースをベースにしたイラスト等も入れて30個くらい。まだまだあるだろうなー)

郵便屋さんが、おとぎ話に出てくる登場人物から他の登場人物へのクリスマス・カードを届けます。
例えば、From:Mr.Wolf To: Miss Red Hoodみたいに。
ページが封筒になっていて、封筒の筆跡や切手も、その送り主を思わせます。
消印も、それぞれに味があります。
そしてページをめくると、実際にペーソス溢れるクリスマス・カードが入っているのですよー。
一つだけささやかなネタばれ。