
![]() | Santa's Littlest Helper (2005/10/03) Anu Stohner 商品詳細を見る |
サンタが住む村にたくさんのヘルパーさん(見た目はサンタそのもの)がいます。その中の一番小さいヘルパーさんが主人公。
毎年、誰よりも早く準備しているのに、『小さいからまた来年だね』とチーフに言われて、子どもたちのところへ行けません。来年なんてきっとない、としょんぼり森を歩いていたところ、動物たちが集まってなにやら話しているところに出くわして・・・
一生懸命準備している彼がけなげで、心から応援してあげたくなります。
彼の焼いたクッキー、私も食べてみたいわぁ~

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[紹介者:ゆみ]
[イベント:Christmas]

![]() | Christmas for a Kitten (2005/09/30) Robin Pulver 商品詳細を見る |
今度は、誰が見ても「クリスマス絵本」です。(笑)
ある寒い冬の夜、お母さんの胸の中ですやすや眠っていた子猫は突然、大きな手袋の男に掴まれ、大きな麻袋にぽいっと放り込まれて、捨てられます。
(この手袋と麻袋が、子猫のトラウマになるわけです。)
お母さんと引き離された子猫は、自分の力で生きていかなくてはならなくなりました。
そしてクリスマスイブの夜、ある家庭に忍び込んで、ツリーやサンタさんのためのミルクなどにいたずらをしていると、
大きな手袋の、怪しい男が忍び込んできました。さて、その男の正体は…?

![]() | A Child's Garden: A Story of Hope (2010/05/03) Michael Foreman 商品詳細を見る |
前記事に続き、こちらも一見クリスマスとは関係のない本です。
でも・・・世界中の子ども達が、こんな表情でみんな手を繋いで丘の上を行進する、そんな日がやってきますように・・・と願わずにはいられない、最後のページ。
どうかクリスマスには、子ども達に「平和」をあらためて考えてほしい―そう思って選んだ絵本です。
平和への希望は、瓦礫の下からひょこっと顔をのぞかせ、太陽に向かって懸命に伸びようとする、草のつるに象徴されています。
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[紹介者:スヌーピー]
[イベント:Christmas]

![]() | Four Feet, Two Sandals (2007/08) Karen Lynn WilliamsKhadra Mohammad 商品詳細を見る |
この本には、サンタさんやプレゼントは愚か、メリークリスマスの一言も出てきませんし、季節さえ関係ありません。
でも、この本ほど、シェアリングのことを大切に伝える本は、最近であったことがない。
だから、今年のクリスマスは、この本を丁寧に読みたいと思います。
アフガニスタンとパキスタン国境にある難民キャンプでのお話です。
支援物資から、サンダルをかたっぽだけ得た10歳のリナ。
サンダルの片割れを持っていた女の子と、友達になります。
合言葉は"Four Feet, Two Sandals"
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[紹介者:スヌーピー]
[イベント:Christmas]


![]() | The Year of the Perfect Christmas Tree: An Appalachian Story (1996/10/01) Gloria Houston 商品詳細を見る |
時は、第一次世界大戦中。所はアメリカ・アパラチア山脈にある素朴な山村。
教会のクリスマスツリーは、毎年当番で用意することになっていて、今年はRuthieのお家の番。なのにお父さんは戦争に行ってしまう…。

![]() | A New Coat for Anna (1988/05/12) Harriet Ziefert 商品詳細を見る |
お金もモノもない、戦後。季節は冬。
アンナという女の子、コートが小さくなったので新しいのを買いましょうね、とお母さんが言います。
でも、お店はまだクローズしたままです。そこでお母さんは家の中の、少し高価なものを集めて、まずは牧場へと訪れます…。

![]() | Oxford Reading Tree: Stage 6: More Storybooks (Magic Key): Christmas Adventure: Pack A (Oxford Reading Tree) (2003/09/11) Roderick Hunt 商品詳細を見る |
「うちの子まだサンタさんを信じているわ♪」と言っても、
サンタさんはプレゼントを持ってくる人。
それだけでは、物足りない。
このお話も、前述のHarvey Slumfenburger(ああ、めんどくさいっ!)のお話同様、サンタさんがどれほどの思いで、子供たちに贈り物をしているのか。
それを思い出させてくれるものです。
年々、greedyになっていく子ども達ですが、キッパーとその仲間たちは、このマジック・キーアドベンチャーで、大切なことを思い出し、優しい気持ちが戻ってきます。

![]() | Harvey Slumfenburger's Christmas Present (2007/09/11) John Burmingham 商品詳細を見る |
クリスマスの前の夜、子供たちにプレゼントを配り終えて、疲れて帰ってきたサンタさん。トナカイは、道でヘンなもの食ったみたいで体調が悪いと言う。熱もある。
「よくお休み。さあ、私も休もう…」
と思ったそのとき見つけた、配り損ねたプレゼントが一つ。そのHarvery Slumfenburgerは、貧しいおうちの男の子。これが唯一のクリスマス・プレゼント。とんでもなく遠い、山の上に住んでいるけれど、コレは絶対に届けなければ…。
トナカイ達は寝込んじゃったし、パジャマの上に赤い上着を羽織って、サンタさんは、ローリーポーリー山のHarvey Slumfenburgerのおうちを目指します。

![]() | The Jolly Christmas Postman (2001/09) Janet AhlbergAllan Ahlberg 商品詳細を見る |
この本の面白さは、とても深いです。
西洋の、たくさんのおとぎ話や有名な歌がぎゅぎゅぎゅぎゅっ。(私が数えたところだと、マザーグースをベースにしたイラスト等も入れて30個くらい。まだまだあるだろうなー)
郵便屋さんが、おとぎ話に出てくる登場人物から他の登場人物へのクリスマス・カードを届けます。
例えば、From:Mr.Wolf To: Miss Red Hoodみたいに。
ページが封筒になっていて、封筒の筆跡や切手も、その送り主を思わせます。
消印も、それぞれに味があります。
そしてページをめくると、実際にペーソス溢れるクリスマス・カードが入っているのですよー。
一つだけささやかなネタばれ。